Claude Code の使い方
VRChat用のアセット(シェーダーやアバターのギミック)とその説明書サイト、そしてこのサイトを、AnthropicのClaude Codeを中心に、OpenAIのCodexとも分担しながら作っています。エージェントの構成と、それぞれの作り方を紹介します。
構成
ぬにふちさか
やりたいことを日本語で伝え、出てきた選択肢から選ぶ
Claude Code
依頼を読み、作業をサブエージェントやCodexに任せ、結果を報告する
エージェント
意匠家と技師は、Claude Codeのサブエージェント(.claude/agents)として定義している。CodexはClaude Codeの中から呼び出す。
意匠家 デザイン
コードより先に方向性の案を出す。サイトなら配色・書体・ワイヤーフレーム、アセットなら見た目の方向性。案を出すだけで、コードは書かない。
技師 実装
コードを書き、自分で確かめる。サイトのHTMLやCSSも、シェーダーやUnityのエディター拡張、ギミックの構成も。MCP for Unityを通じて、Unityエディターを直接操作する。
Codex レビュー・並行作業
OpenAIのコーディングエージェント。Claude Codeの中から呼び出し、Claude Codeが書いたコードや計画のレビューと、別々の作業の並行を任せる。
スキル
Frontend Design
テンプレート感のないデザインのための、Anthropic公式のスキル。2026年10月31日に導入。
booth-product-site
BOOTHの商品の説明書サイトを作るための、自分用のスキル。
Jesse VincentとPrime Radiantによる、作り方の手順をまとめたスキル集。よく使うのは、brainstorming(質問に答えながら、やりたいことを固める)、writing-plansとexecuting-plans(実装計画を書き、それに沿って進める)、test-driven-development(テストを先に書いてから作る)。
プロジェクトの覚え書き
CLAUDE.md
リポジトリに置いている指示書。サイトの構成・ビルドの手順・クラス名の付け方を書き、「常に日本語で応答する」と決めている。
MCP
CoplayDevのMCPサーバー。Claude CodeとUnityエディターをつなぐ。技師はこれで、コンソールのエラーを読み、シーンやプレハブを操作し、メニューや自作のツールを実行し、画面を撮って確かめる。
サイトを作る流れ
ぬにふちさか
依頼する
やりたいことを日本語で伝え、brainstormingのスキルの質問に答えながら固める。
意匠家
案を見る
コードを書く前に、配色・書体・ワイヤーフレームなどの方向性の案を出してもらう。
ぬにふちさか
選んで承認する
確認はいつも選択式。おすすめが先頭に来る。
技師
計画を書く
writing-plansで実装計画を書き、executing-plansでそれに沿って進める。
技師・Codex
作って確かめる
別々の作業はCodexにも分けて、並行して進める。ビルド・HTMLの検証・ライトとダーク、PCとスマホのスクリーンショットで確かめる。
Codex
レビューする
技師が書いたコードを、Claude Codeから呼び出したCodexがレビューする。
ぬにふちさか
報告を読む
確認できなかったことも、はっきり書いてもらう。
VRChat用アセットを作る流れ
DeepFrostIceのようなシェーダーや、アバターのギミックも、同じ体制で作っています。Unityの中の作業は、技師がMCP for Unityを通じてUnityエディターを直接操作して進めます。
ぬにふちさか
依頼する
作りたいシェーダーやギミックを日本語で伝え、brainstormingのスキルの質問に答えながら固める。
意匠家
方向を決める
見た目の方向性の案を出してもらい、選択式で選ぶ。
技師
計画を書く
writing-plansで実装計画を書き、executing-plansでそれに沿って進める。
技師・Codex
作る
シェーダー、導入を助けるUnityのエディター拡張(Fit To AvatarやRefitのボタンなど)、Modular Avatar用のギミックの構成を作る。シーンやプレハブへの組み込みも、MCP for Unityで行う。テストを書けるものは、test-driven-developmentでテストを先に書いてから作る。別々の作業はCodexにも分けて、並行して進める。
Codex
レビューする
技師が書いたコードを、Claude Codeから呼び出したCodexがレビューする。
技師 → ぬにふちさか
確かめる
技師がMCP for Unityで、コンソールのエラーを読んで直し、Fit To Avatarなどの自作ツールを実際に動かし、シーンの画面を撮って確かめる。最後にぬにふちさかがUnityとVRChatで実際に試す。
Claude Code
説明書を書く
説明書サイト(日本語と英語)とBOOTHの商品ページを書く。ポリゴン数などは実測値に合わせて直す。
決めているルール
- 確認や承認は選択式にする。
- 確認できなかったことは明記する。
- force push はしない。
作ったもの
- このサイトのトップページ(2026年11月)
- Frontend Designスキルを使い、Claude Codeのクラウドのセッションで作り直した。図鑑風、three.jsの氷晶、案内写真の雪の結晶、写真の時間軸と、何度も方向を変えて今の形に。
- BOOTHの商品と説明書サイト
- シェーダーのDeepFrostIce、ギミックのHeartBeat・SpiderWeb・餓者髑髏・Regretなど。説明書の多くは日本語と英語の2言語。
- AIエージェントから使えるツール
- ImageGetterは結果をJSONで返せるので、Claude Codeから直接呼び出せる。NuniAvatarToolkitにはPython API、DeskCinemaにはエージェント向けのAPIと専用のスキルがある。
- コミットの記録
- 2026年11月2日時点で、mainの51件のコミットのうち33件に、Claudeが共同作業者として記録されている。モデルはOpus・Sonnet・Haiku・Fable。